ZALEZA(ザレザ)のブランドコンセプト

Concept
The Lether for Innovation—『革新』―
老舗タンナーの丹精込めたこだわりの革素材で、使い心地の良いレザーアイテムを



『ZALEZA(ザレザ)』は、1910年創業以来100年以上に渡り革素材の製造一筋で進んできた老舗タンナー・協伸が2012年に立ち上げたレザーブランドです。

すでに世の中には、素晴らしいバッグが多くあるわけです。
そういうなか、かなり後から遅れて出て行く私たち。
いったいどんなレザーアイテムを見てもらえばいいのだろう。
創業100年の革素材メーカーが手がける商品はどうあるべきか。
やはり、革メーカーの視点を生かし革素材にこだわるアイテムづくりにたどり着きました。

革に一途な想いを込め、The Leather(ザ・レザー)から名付けられた『ZALEZA』
原材料選びからなめし、染色、仕上げの細かい工程に至るまで一切妥協することなく"革の味"を追求しています。

革素材について


ZALEZAのレザーバッグに使用する革素材は、100年の伝統をほこる協伸ならではのレザー。マイスターの資格有する小社の金田陽司が采配をふるって作り上げました。いずれもクオリティー高く、品格を備えています。

ラムソフト

ラムソフト

—細かなシボ、ツヤ、柔らかさが特徴の革らしい素材感—

手に吸い付くような手触りとふわっとした柔らかさは手間ひまかけたクロム鞣によって生まれました。

通常1回で終わる染色加脂工程を、ラムソフトでは長時間の乾燥を間にはさみ2回おこなう事で牛革の繊維がさらにほぐれ、風合いをより感じる革へ。繊維に脂がより絡む事で伸びにも破れにも強く、また、雨のシミが残りにくいという良さもあわせ持ちます。

ラムソフト

ポニーワックス

―ナチュラルなシワの風合いが大人カジュアルを演出―

植物タンニンとクロムのコンビ鞣しを施した馬革を染色加脂しています。

さらに仕上げ加工でもパラフィンワックスを最適な配合で塗り込みシワ加工もおこなう事で、カジュアル過ぎない上品な革素材を提案しました。そして最大の特徴は、見た目の存在感とは違い、ナイロン生地にも負けない程に軽量であることです。

繊維が細くて緻密性の高い馬革は強くて丈夫。ワックスポニーを使用した鞄は、厚さ0.6mm程度まで薄く漉いても破れることはありません。

ラムソフト

ポニーライト

―プレミアムラインの裏地、美色オレンジ馬革―

表も裏も全て革素材で追求したプレミアムラインの鞄のみに使用されている馬革素材。

布地やナイロンより耐久性が高い馬革をZALEZAのイメージカラーであるオレンジへ染色し、柔らかくしっとりした手触りを追求した高級感ある革素材です。また、合成皮革と違いベタつかず、長く使用しても表面割れや、硬化、におい発生などの形状変化を起こさない機能面でのメリットも大きいのが特徴です。

牛革より薄いだけではなく繊維が細く緻密性の高い素材だからこそ、その良さを生かし、厚さ0.8mm、パーツによっては0.5mmまで薄く漉き軽さを追求した高級裏素材として提案しています。 ※ラムソフトポニーワックスのプレミアムライン製品にのみ使用されています。

マットシープ

マットシープ

原材料からこだわった極上シープ

ZALEZAのシープは0.9〜1.1mmの厚口です。

原材料の段階からキズ・ナイフカットの少ない厚口シープのみをセレクト。クロムなめしに合成タンニン剤を入れることで革のふくらみをプラスして、シープ独特の軽くて柔らかい風合いをより感じられる革へ。

仕上げ工程でも水溶性コーティング剤のみの薄化粧を施しているため、きめ細かな表面としなやかさを兼ね備えた極上のシープ素材です。

バケッタシュリンク

バケッタシュリンク

-重厚感のあるルックス、カジュアルすぎないビジネスライン-

 植物タンニンなめしを中心に、粒子の大きな特殊なオイルとワックスを大量に使用して革の中まで芯通しするように、高温で長時間染色ドラムの中でたたみ込む ― 手間暇をかけて作り上げられたこだわりの革素材。

程よいシボの大きさは主張しすぎない品格を感じる表情に。オイルとワックスの絶妙な風合いをしっかち楽しむことができる贅沢な革です。

ベルニーチェ

ベルニーチェ

上品なツヤ感とオイル感、どちらも楽しめる革

 ミモサを中心としたヨーロッパ産のチェスナットという植物タンニン剤を多く使用してなめされたベルニーチェは表面が平らで銀層の締まった表情が特徴です。

染料仕上げの上にカルナバワックスを塗り込みツヤ加工しているため、オイル感とほど良いツヤ感の両方を味わうことができます。

Notice

たとえば、このような「ただし書き」が革製品に付いてるのをよく見かけます。

「使用する素材は天然皮革のため、キズやシワ、色ムラが 含まれる場合があります。自然の革の風合いとしてお楽しみください」

いやー、そう言われてもねぇ、と首をかしげたりしませんか。 購入する側の立場になれば、新品時からキズなどないほうがいいし 自分の買った革製品はきれいに整っていてほしいわけです。

結局、「ただし書き」って、メーカーの言い訳でしょ。
きちんと良い革でつくればいいのに......と。

もちろん、わたしたち作り手も、そう考えます。 タンナー(皮革製造者)としてきれいな革を製造しその革で商品を仕立てようと日々奮闘しています。 しかしながら、ZALEZAのレザーアイテムにも、前述のような「ただし書き」を付けさせていただきました。 少し長くなりますが、「ただし書き」の背景を説明いたします。

生き物の肌に、化粧をほどこすということ

革は、生き物からつくります。
食肉用などとして飼育された牛や馬などの皮を利用してつくります。
生き物の肌を加工して、革にするわけです。

ごく当たり前のことですが、普段バッグなどの最終製品しか見る機会がないと そこからはちょっと想像しにくいですね。でも、これが大前提です。 生き物ですから、個性があります。

飼育時に肌についたキズは一頭一頭異なるし、シワだって、深さや入り方は違います。 虫刺されの痕もあります。 同じ状態はふたつとない。すべてがイレギュラーです。

タンナー(皮革製造者)は、一枚一枚条件の異なる「皮」をなめして腐らない「革」にしていきます。 その後の工程では、なめした革に色を付けたりして レザーバッグなどの最終製品をつくるための革素材へと仕上げていくのです。 この仕上げ工程は専門的で複雑ですが、ざっくりいえば、人間の化粧メイクみたいなものと、 とりあえずお考えください。

様々な化粧方法が革にもありますが、ZALEZAでは革の風合いや手触りなど "革らしさ"を追求し、天然の革の良さをより知ってもらいたいという思いで 化粧を極力し過ぎない仕上げを採用しています。 そのため、例えば、深いキズや血筋、トラなどが隠しきれない場合があるのです。 しかし、これこそが"自然の証"であり また、世界に1つしかない"表情"のあるレザーアイテムへとなるのです。 自然素材であるレザー。1点ごとに個性のある天然皮革。 もし、ご購入いただいたZALEZAのレザーアイテムに自然の証が付いていたら 天然の表情として楽しんでいただければと思います。